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楫取素彦という人物2
【新政府にささげる】

その後、楫取は明治維新政府に「参与」として仕えましたが、すぐに免官し帰郷しました。これは、倒幕と明治新政府の樹立がなったことにより、自らの役割が終わったと考えたのかもしれません。しかし新政府は楫取のような才能ある男を静かに野に置いておくことはできず、再び新政府に仕え、足柄(あしがら)県参事・熊谷県権令(ごんれい)・熊谷県令を経て、明治九年第二次群馬県初代県令となりました。在任期間は熊谷県時代を含め十年に及び、産業、教育面などに力を注ぎ、群馬県の基礎を作り上げ、「名県令」と称せられました。

明治十七年には元老院議官に転任し、同二十年には男爵となりました。 その後、宮中顧問、貴族院議員などを歴任し、大正元年三田尻(山口県防府市)で亡くなりました。享年八十三でした。